産まれたばかりのわが子に語りかけ育児を実践しています。
読んだ本はこちら。
【0~4歳 わが子の発達に合わせた1日30分間「語りかけ」育児 サリー ウォード】
【コミック版 「語りかけ」育児: 0~4歳 わが子の発達に合わせた 1日30分間
一色 美穂 中川 信子 (監修), Sally Ward (原著), サリー ウォード (著)】
しかし、読んだはいいけど正直ちょっと読みにくかった&具体的にどう声かけしていいのかわからなかったので本とネットを参考に実践しやすいようにまとめてみました。
ポイントまとめ
- 1日30分間、1対1の静かな環境(テレビなど消す)で赤ちゃんと集中して話す時間を作る
- なるべく短く簡単な文で聞き取りやすく話す
- 同じ単語の繰り返しを多用
- 赤ちゃん言葉や擬音語を使う
- 寝る前には絵本を読む時間を10分作る
- 声のトーンは少し高め
- 抑揚をつけるように話す調子をおおげさ気味にする
- 少しオーバーに表情をつけて話す
- ゆっくり、単語や文の間に休みを入れる
- 目線を赤ちゃんに合わせる
- しっかり赤ちゃんと向き合う
- ゴロの良い言い回しを使う
- 名前を呼んで興味をひきつけてから話す
- 子供の興味に合わせる
- たくさん歌ってあげる
- 母国語以外では話しかけない
0歳児に何を話しかけるか
- こどもの動作を言う
- こどもの気持ちを代弁する
- これから自分が何をするかを伝える
- 手や足や顔を触って部位の名前を伝える
- 家の中、外出先で近くにあるものを「指さし」をしながら物の名前を言う&物の説明をする
- 親自身がやっている行為を口に出して、まるでアナウンサーのように実況する
- 赤ちゃんの「あ~ん」「う~ん」という言葉に合わせて「あ~ん」「う~ん」とゆっくり返してあげる
具体的な話かけ例
泣いてる時
- ミルクかな?ミルク作ってるよ、待っててね
- おむつが濡れて気持ちが悪いのかな?おむつ替えようね
- おなかがすいたのね、ミルクあげましょ
- 眠れないとしんどいよね
- ちょっと待っててね
- 元気な泣き声だね
起きた時
- ○○ちゃん、おはよう! 今日はいいお天気ね!
寝る時
- ねんねしようね
- ○○ちゃん、おやすみなさい。今日は、公園楽しかったね。また行こうね!
授乳・ミルク中
- おなか、すいたね
- ミルク、飲もうね
- ミルクおいしいね
- がんばって飲んでるね、すごいね
- もうちょっと飲めるかな?
授乳・ミルクの後
- 美味しかったね
- お腹いっぱいになったね
- 今日は暑いから一気に飲んじゃったね
- 頑張って飲めたね
ミルクを残したとき
- お腹がいっぱいだったのね。もう少し経ってからミルクの時間にしようね
- あと半分残っているけど“ごちそうさま”なのね
オムツを替えるとき
- おむつ替えようね
- お尻、きれいにしようね
- 濡れて気分が悪かったね。今、替えてあげるからね
- さっぱりしたね
- ウンチがたくさん出てお腹がすっきりしたね
- オムツを替えようね。おしっこたくさん出たね
- (冬なら)寒いね。足をさすってあげようね
- (足を持ってそっと足を曲げたり伸ばしたりさせながら)気持ちいいね、のーびのび
着替えさせるとき
- 汗、たくさんかいたから新しい服に着替えようね
- 今からお散歩に行こうね。外は寒いからもう一枚着ようね
- ゴロンしようね
- お着替えしようね
- かわいいあんよ、丈夫になぁれ。背中もシュッシュ、大きくなぁれ
沐浴・入浴のとき
- お風呂、入ろうね
- 体、きれいにしようね
- お風呂は気持ちがいいね
- 温かいね。気持ちがいいね
- ほっぺを拭いてあげようね
- 次は頭だよ
- 右手をゴシゴシ
- ここは左足だよ
でかける前
- 抱っこしようね
- お散歩、行こうね
- お出かけしようね
散歩中
- (こどもの視線の先にあったものを指して)ほら、あそこにお花が咲いてるよ。赤い花だね。チューリップだよ
- 石だよ。触ってご覧ん。固いね
- 今日は、寒いね。手袋着けようか。ほら、お手々、あったかくなってきたね
- これは人参だよ(食品売り場などで)
- あそこに、電車が通っているよ
- 今日は暑いね
- 大きな車が通ったね
- お花が咲いているね、甘い香りがするよ
家の中で
- これは、椅子だよ
- ここは、台所だよ。お皿があるね。スプーンもあるよ。コップもあるよ
- (冷たい水の入ったコップを手に触らせてあげながら)コップのお水、ほら、冷たいでしょう
- (赤ちゃんがぬいぐるみのうさぎを見ている時、うさぎを持ってきて)うさぎちゃんが見たいのね
- 遊んでるのね。クマちゃんを見ているの?
- おひざに抱っこ
- おててにおゆび。いっぽん、いっぽん、もういっぽん
- ワンちゃんのおめめ、ワンちゃんのおはな、ワンちゃんのおくち
- だーれがかわいい?〇〇ちゃん、そう〇〇ちゃん。〇〇ちゃんがかーわいい
- (親の行動を実況中継)じゃがいもを剥いているのよ。おなべにひとつ、ひとつ、もうひとつ。いそがないと。今日は早くお昼をすませないと。
- (ベッドで泣かずに起きている時)おりこうさんにしてるかな?
- 家の中で近くにあるものを「指さし」をしながら言う。
- 具体物を見せ、触らせてあげながら、物の名前を教えてあげる。
- 冷たい、暑い、やわらかい、硬いなどの感覚も一緒に伝えて教えてあげる。
- 赤ちゃんが見ているものを言いながら持ってきてあげる。
ぬいぐるみや絵本、絵カードなどを見せながら
- 象さんだよ。パオーン
- お猿さんだよ。キキッ
- 犬だよ。ワンワン
感情(喜怒哀楽)のある出来事があった時
- (転倒した時)痛かったね
- 怖かったね
- 楽しかったね
- 大きな音がしてびっくりしたね
- 悔しかったね
- うれしかったね
挨拶の練習
- 何かを手渡しして「ハイ、これどうぞ!」。また返してもらって受け取る時「ありがとう!」と、何度もやりとりをします。(おもちゃで遊びながらできます)
数を教える
お風呂に温もったりするときや、歯磨き時に、「かず」を数えながらぬくもったり、磨いたりする。
何か「10」を数えられるおもちゃなどをお湯に浮かべて置くのも良い。湯船からおもちゃ入れに移しながら「10」を数えると、「10のかずの量」の1対1対応も同時に覚えられます。
遊び方
- 足を軽くたたく
- 顔をやさしくくすぐる
- お互いの指を絡ませる
- 手や足の指の数をかぞえる
- やさしくおなかを撫でたりつついたりする
語りかけ育児を始めてみましょう
こちらの記事は私が自分で語りかけ育児をやりやすいようにまとめたものです。
うちの母は教育熱心で私に対しても赤ちゃんの頃から絵本の読み聞かせをたくさんしてくれていたそうです。
どこかへ出かける度に本を買ってくれていたので自宅には本がたくさんあったことを覚えています。
そのおかげか歩けるようになる前にかなり話せるようになっていたようです。
私自身も本が好きで毎日図書館の本を借りて学校の帰り道に歩きながら読んでいました(←あぶないので真似しちゃダメ)。
国語の点数も良くて読解力で苦労した記憶がないのでこのあたりは母の最初の取り組みに感謝しています。
逆に私のいとこは国語が苦手だったため、連動して算数の文章問題などのテスト問題の内容を理解できずに全教科で苦労していたという話を聞きました。
うちの娘にも苦労させたくないので出産した病院で入院時(生後1日目)から話かけています。
効果が出たら随時追記していきますね。
みなさんにもこちらのまとめが参考になれば嬉しいです。
コメント