高収入女子の結婚相手に専業主夫を選ぶべき理由

今回は高収入女子の結婚相手に専業主夫を選ぶべき理由をお伝えします。

私は前夫が私と同じく会社経営者、今の夫は専業主夫です。

また、2カ月だけですが一般の企業に勤めている方と同棲したことがあります(同棲2カ月で無理と思ってすぐに同棲解消してお別れしました)。

そして妹(会社役員)の夫は一般企業の会社員です。

それぞれのメリットデメリットをお伝えした上で、これからも仕事をしてバリバリ働きたいというバリキャリ女性、高収入女子が専業主夫と結婚することをおススメしている理由をお伝えします。

目次

夫が高収入、社会的地位の高い人

メリット

周りへのイメージが良い

結婚報告した際の周りへのイメージはとても良いです。

誰に報告しても「おめでとう!相手は何されている方?」ほぼ100%職業を聞かれます

その時に経営者、医者、弁護士など地位が高そうな職業だとおそらく何も問題なく

「おめでとうー!よかったね!」

になります。

私の前夫の時は実母以外はみんな「おめでとう」でした。

実母は会社規模を聞いてきて「えー?大丈夫??」という感じでしたが、そこまで聞いてくる人はほぼいないと思われます。

どちらかが働けなくなった場合にフォローできる

もし自分が病気やケガで働けなくなった場合、自分自身ではないにしても会社が傾いたりなど収入がなくなった場合に共働きだとお互いに金銭面でフォローし合えます

金銭面で不安がない

相手が自分よりも稼いでいる場合はもちろん金銭面では何も心配なく過ごせます

育児を手伝ってくれる可能性がある

職業にもよりますが、経営者の場合は自分で自分の勤務時間を調整できるため子供の発熱時に保育園に迎えに行ってくれたりする可能性があります

これは会社規模にもよりますし、その人自身が子育てに参加する意思があるかどうかによっても大きく異なります。

「俺が仕事しないと会社が回らないからお前が行け!」という男性のパターンには全くあてはまりません。

また、医師は基本的に多忙なのでこちらは当てはまらないと思います。(医師の配偶者を持つ友人の話聞いている限りは仕事抜けてお迎えなどは難しそうです)

デメリット

家事育児は女性負担

家事育児は女性負担になります。

どちらも経営者の夫婦で男性の方が家事育児を負担していたり同等のパワーで家事育児こなしているのは正直見たことがありません。

特に自分よりも地位や収入が上の男性と結婚すると「俺の方が稼いでるんだからお前が家事育児やるのが当然」となりがちです。

夫婦で経営者の知人もいますが、女性の方は朝4時起床で家事、お弁当作り、夕食作りをして出社。会議の合間をぬって子供を保育園に迎えに行く…などの過酷な生活をしています。

知人だけではなく、女性経営者の講演会に行くとだいたい上記のようなエピソードがわんさかでてきます。

私も前夫の時は子供がいなかったので家事は掃除洗濯ぐらいでしたが、「帰ってきて余裕がある方が家事する」という漠然とした決め事で暮らしていました。ちなみに食事はお互い別で勝手に外食or適当に肉など焼いて栄養補給をしてやり過ごしていました。経営者は元々飲み会や会食が多いので夫婦で一緒に夕飯を取るという感覚自体がありません。

前夫の両親からは「家事をうちの息子にやらせて…!!」みたいなことで嫌味言われたりしていたので夫や夫側の両親はやはり女性が家事育児すべきというイメージ持っていたようです。

「二人とも働いてるなら完全に家事を外注すれば??」という意見もあると思いますが、そういう家は周りでは見たことがありません。

男性側はやはり「他人に預けるなんて子供が可哀想」「家の中に他人を入れたくない」「お前が家事しないならお前が家政婦雇えよ」と思っていそうです。

仕事を続けたいのであれば上記のことを覚悟しておくか、事前に相手の男性に「仕事続けるつもりだから家政婦とシッターつけるけどOK?」と確認しておいた方がいいですね。

相手の男性がOKだったとしても義両親がどう口出ししてくるかはまた別問題なのですが…。

名字を変更する必要がある

選択的夫婦別姓がまだ認められていない現在、相手が地位のある職業の場合に名字を変えてくれる可能性はほぼゼロです。

サイボウズの青野慶久社長のように稀に社長されていても名字変えてくれる方がいるかもしれませんが天文学的に絶望的な確率だと思っておいた方がいいです。

現在の夫は専業主夫なので、私が名字を変えることのデメリットをコンコンと伝えました。しかしやはり夫自身も夫の両親もいい顔をしませんでした。

最終的にはしぶしぶ折れてくれましたが、これだけ妻の姓の方に合わせる方が良いというメリットデメリットを説明しても男性側は感情としてNOなのだと思い知りました。

このように、男性女性が同条件、特に男性の地位が高い場合は本人のプライドが高い場合が多いのでほぼ100%女性が名字を変えることになり、女性側が大変な作業を強いられることになります

名字を変えることによるデメリットの詳細はこちらからご確認ください。

夫婦の時間が作りにくい

どちらも仕事をしていて多忙な場合、夫婦の時間はほぼ取れなくなります

前夫と結婚していた時には私は朝8時に出社、帰宅は22時頃。

夫は朝10時頃出社、帰宅は23時や深夜0時を回ることが多かったので私が家を出てから夫が起床、私が寝ようとベッドに入る頃に夫が帰宅するというスケジュールでした。

そのため、私は夫の寝てるところしか見ていないような状況でした。

「土日は休みなんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、前夫は不動産の会社経営していて土日も休みではないのでこのあたりも職業に依存すると思われます。

旅行になかなかいけない

旅行にはなかなかいけません。

上記のようにそもそもお互いに仕事をしていると長期で休みを合わせるのが大変です。

現に前夫の場合はお互いにまとまった休みを取ることができず、結婚後2年目でようやく連続した休みを合わせることができました。

その新婚旅行ですら新婚旅行予定の1か月ほど前に夫が事故死したため結局行けなかったんですけどね。

お互いに仕事バリバリしていると2人の予定を合わせることが大変なので旅行に行くのも大変です。

経営者や開業医だとそもそも全く旅行に行かない人もいます。そこの家族は妻&子供のみでいつも旅行に行くので家族で旅行に行った記憶がないという話もしていました。

地位やお金を稼ぐ方は家族の時間を取らない人が多いのでそのあたりも確認しておかないと寂しい人生になる可能性があります。

女性の仕事がうまく行っていると夫婦関係が破綻しやすい

女性の仕事が好調になると男性のプライドが傷つけられるためか、男性が拗ねてしまうという話をよく聞きます。

知人でも女性の仕事がうまく行ってきて会社が大きくなってきたり、メディアに取り上げられ出して忙しくなるとなぜか旦那さんが冷たくなってきて最終的に離婚したという話をよく聞きます。

離婚しやすい

上記に関連するのかもしれませんが、夫婦で経営者、夫婦で地位の高い仕事についている方で婚姻継続できている方は周りでほぼ見かけません。

特に経営者同士は難しそうなイメージです。

ただ、医師同士は別です。

医師同士はお互いの仕事の大変さがわかるからなのか、一緒に開業医として病院を切り盛りしている方が多いからなのかはわかりませんが医師同士の夫婦は破綻しているのをあまり見ません。

しかし、家事子育てはやはり女性がほぼやっています

また、離婚しやすいのにはお互いに収入があるために相手のことが嫌になったらすぐに離れることができるからです。

離婚すると生きていけなくなるのであれば相手の嫌なところも目をつぶって耐えなければいけないかもしれませんが、お互いに生きていく力があれば我慢する理由はほぼなくなります。

芸能人同士や芸能人と経営者カップルがよく破綻しているのはこのような理由からなのではないでしょうか。

浮気されやすい

地位の高い男性は無条件でモテやすいので、正直浮気リスクはめちゃくちゃ高いです。

前夫の時は経営者でも会社自体の規模が小さく、自分で起業したため仕事にかかりっきりで余裕がなかったため浮気するお金も暇もなかったようですが(←亡くなった後に交友関係を把握して方々へ連絡するためにメールやラインなどチェックしました)、一般的には経営者、医者、弁護士などは肩書だけで女性がワラワラ寄ってくるのでよっぽど男性が自主的に振り払わない限りすぐ浮気できてしまいます。

実際に経営者会の飲み会でも複数の愛人囲っていたり、彼女がいる話はザラに出てきます。

浮気せずに奥さん一筋の人って逆にいるのかな?…という感じ。

地位の高い男性と結婚するのであれば浮気されることを前提に、相手の浮気については諦めてしまう方がいいですね。

夫が一般企業の会社員・公務員など

メリット

どちらかが働けなくなった場合にフォローできる

もし自分が病気やケガで働けなくなった場合、自分自身ではないにしても会社が傾いたりなど収入がなくなった場合に共働きだとお互いに金銭面でフォローし合えます

金銭面で不安が少ない

配偶者が専業主夫よりは金銭面での不安が少ないと思われます。

このあたりはお給料にもよりますが。

育休などを使ってフォローしてくれる可能性がある

会社勤めであれば男性も育休取得を推奨している会社があるので育休を使ってフォローしてくれる可能性もあります。

従業員として守られている

日本は会社などに勤めている従業員を手厚く保護してくれているので、経営者や自営業に比べて社会的に守ってもらいやすい位置にいます。

デメリット

家事育児はどうしても女性負担

家事育児は女性負担になります。

女性の方が地位も高くて稼いでるんだから男性の方が家事育児の負担大きくなりそうな気がしますが、実際はやはり女性に負担がかかります

なぜなら「仕事してるんだから会社休めないよ!」を男性があっさり言うからです。

給与に4倍の差があっても男性は「仕事があるんだから休めないよ」と言います。

私の場合も彼より遅く帰宅した私がテレビゲームに興じている彼を横目に急いでごはんを作るという構図になっていました。

掃除やゴミ捨てに関しても「俺は汚くても気にならないから…」というスタンスで家事をやる気がなさそうでした。

同棲初めてからこういうのに気づくんですけどね。

また、「あなたの方が稼ぎ少ないんだからあなたが家事分担多くなるのは当たり前でしょ!」と言うとおそらくこじれます

うちの妹は会社役員で旦那は会社員でかなりの給料差がありますが家事育児は妹しかやっておりません。

男性にもよるのかもしれませんが「子供の面倒見ておくよ」と言いつつテレビのYOUTUBEつけっぱなしで子供はYOUTUBE見させておいて本人はケータイゲームしています。

また、子供が熱出して保育園に迎えに行くのも妹の方です。

男性が家事育児がどれほど取り組んでくれるのかは人によりますが、共働きでも女性が多く稼いでいたとしても女性の家事育児負担は大きいのが現実です。

時間の融通が利かない

男性が経営者の場合は昼日中の時間の都合をつけられることがありますが、会社員など従業員という立場ではやはり勤務時間中に都合をつけることは困難です。

名字を変更する必要がある

選択的夫婦別姓がまだ認められていない現在、男性側が名字を変えてくれる可能性は低いです。

現在の夫は専業主夫なので、私が名字を変えることのデメリットをコンコンと伝えてもやはり夫自身も夫の両親もいい顔しませんでした。

最終的には折れてくれましたが、これだけメリットデメリットを説明しても男性側の感情としてNOなのだと思い知りました。

このように、男性が仕事をしている場合は名字を変えることによる不利益や面倒事があるため男性自身や男性の家族が反対する可能性が高いです。

そのため、女性が名字を変えることになり、大変な作業を強いられることになります。

名字を変えることによるデメリットの詳細はこちらからご確認ください。

夫婦の時間が作りにくい

どちらも仕事をしていて多忙な場合、夫婦の時間が取りにくくなります

今の専業主夫の夫も会社員時代は残業などで遅くなることがありました。

また、大企業であればあるほど転勤のリスクがあります。

妻も夫もどちらも仕事をしていてどちらかが転勤になってしまった場合、単身赴任かもしくはどちらかが転職しなければならないということになります。

離婚しやすい

離婚しやすいのにはお互いに収入があるために相手のことが嫌になったらすぐに離れることができるからだと思います。

離婚すると生きていけなくなるのであれば相手の嫌なところも目をつぶって耐えなければいけないかもしれませんが、お互いに生きていく力があれば我慢する理由はほぼなくなります。

夫が専業主夫

メリット

仕事に専念できる

夫が専業主夫で家事育児は夫の仕事と自ずと決まっている場合、夫側が家事育児を担当してくれるので妻は仕事に専念できます。

うちの場合は家事で私の分担は全くありません。

さすがに何もしないと申し訳ないので料理しているときに「何かやることある??」と聞きますが基本的には「いいから座ってて」と言ってくれます。

男性が外で働いていて女性が専業主婦の場合は「仕事から帰ってきたら家事手伝ってよ!」と怒られるという話をよく聞きますが、男性側が専業主夫の場合は「家事という仕事をしなきゃ!」という使命感からか本当にしっかり家事という業務を全うしてくれている気がします。

名字を変更しなくていい可能性がある

選択的夫婦別姓がまだ認められていない現在、男性側が名字を変えてくれる可能性は低いです。

現在の夫は専業主夫なので、私が名字を変えることのデメリットをコンコンと伝えてもやはり夫自身も夫の両親もいい顔しませんでした。

しかし、最終的には折れて夫に名字を変更してもらいました。

男性側が名字を変えるのにはとてもパワーがいるため、女性が働いていて男性が専業主夫になるパターンになるとなんとか押し通せる可能性が出てきます

夫婦の時間が作りやすい

どちらかが家事育児という家の仕事をしている場合は片方が家に戻ると確実に相手が家にいます。

我が家の場合も私が帰宅すると99%夫は家にいます。

あとの1%は私の帰宅時にたまたま散歩に出ていて「あれ?旦那いない!!」ってなりましたが、家に帰ると夫が家にいるので夫婦の時間が圧倒的に増えました。

前夫は7年間お付き合いして2年間一緒に暮らしましたが、実際に話をしたり一緒に過ごしている時間はお付き合い1年ちょっと+結婚生活7か月の今の夫との方が多いと思います。

そのぐらい夫が専業主夫だと一緒の時間を作りやすいです。

旅行に行きやすい

旅行に行きたいと思った場合も私の仕事の都合がつけばすぐに旅行に行くことができます

私は経営者なので平日に2日間リモートワークできるようにパソコンさえ持って行ければ夫と一緒に平日に「ちょっと福岡に行きたいねー」といいつつ福岡食べ歩き旅行に出られたりします。

女性の仕事がうまく行っていると夫婦関係が良好

女性の仕事がうまくいっていると収入も上がるのでもちろん夫婦関係はより良好になります。

アイツの方が仕事うまく行ってる…!俺のプライドが…!」なんてことにはなりません。

相手に気を使わずに「聞いて!今日いい契約が決まってん!!」など自分の仕事に関するいい報告ができます。

相手から離婚切り出されにくい

一度専業主夫になると以前のように外で働いていた仕事に戻ることが難しくなります。

中途採用で応募するにしても仕事のキャリアが中断しており、ましてや世の中ではまだ認められにくい専業主夫(履歴書としては無職)をやっていたとなると再就職はなかなか難しいでしょう。

離婚してしまうと生活面で苦労するという現実があると専業主夫をしている男性側はなかなか離婚を切り出しにくいのではないでしょうか。

専業主夫と大黒柱妻でも離婚時に財産分与しますが、結婚していた期間の貢献度なのでそれだけで財産分与だけで今後安泰に暮らしていけるほどにはなりません。

男性目線で「専業主夫をおすすめしない理由」の記事はこちら↓

浮気されにくい

専業主夫は浮気しにくいのではないかと個人的に思っています。

なぜなら自由に浮気に使えるお金がないからです。

また、お金がないし今後女性側が養わなければならない男性に対してリスクを犯してモーションをかけてくる女性がいるのかというとかなり少ないのではないでしょうか。

完全に遊びで相手に何も期待していない、昼日中に予定が空いていて自宅でのデートだけで満足という女性がいれば専業主夫の男性は好都合かもしれませんが…。

我が家の場合は「浮気したら1発でアウト、即離婚ね」と結婚前から言い続けているので、これで浮気したらたいしたもんですよ。

上記のように離婚したら男性側の生活が危機的状況に陥る状況下では浮気はありえないのではないでしょうか。

これに加えて私が仕事時間中に不意に帰宅するということもあえてやっていますので、自宅に女性を連れ込んでの浮気もほぼ不可能だと思います。

不意に帰ってくるかもと思うとさすがにやらないでしょう。

デメリット

周りからの目やイメージが悪い

専業主夫はやはり周りからの目、イメージが悪いです。

ドラマや漫画などでは専業主夫という存在はありますが、現実問題ではまだまだレアなため、専業主夫=無職=ヒモと思っている方がほとんどです。

そのため、結婚報告の際に

「おめでとう!相手は何されている方?」

とほぼ100%職業を聞かれて

「お仕事はやめていて専業主夫で家事してもらうんです」

と答えると「えっ??」となります。

知人に丁寧に説明すると納得してもらえる(ように見える)ことも多いのですが、家族親族からはほぼ反対されます。

夫側の両親にもいい顔はされませんでした。

うちの場合は経営している会社の社員からも「え?旦那さん無職ですか?その人大丈夫ですか?」と心配されました。

役所関係など諸々の時にも専業主夫という前提があまり伝わらず、細かめに説明が必要だったりと面倒なこともあります。

自分が働けなくなった場合に困る

自分が大黒柱として働いているため、自分が病気になったりけがをしたりして働けなくなった場合に収入に直接的な打撃を受けます

私は会社経営しており、ノートPCを病院に持ち込んだりしてリモートで仕事をするなどの手段が取れますが仕事の内容によっては休んでしまうと収入が途絶える可能性があります。

金銭面では不安が残る

自分のみが働いていて1馬力だけの収入ではやはり金銭面では不安になることもあります。

まだ子育ては始まっていませんが、子育てにはかなりの金額がかかると思われるのでやはり多少の不安はあります。

まとめ

このように私は前夫(会社経営者)と現夫(専業主夫)と元彼(一般企業の会社員)の3パターンと一緒に暮らしましたが、今のところ専業主夫の夫との生活が1番充実しています。

2番目は経営者の元夫ですかね。

2番目の元夫の場合は同じ家にはいましたが会話する機会がほとんどなかったのでお互いの関与がほとんどないルームシェアのような関係でした。

結婚する上で何を重要視するのか世間体なのか、夫婦の時間なのか、経済力なのかによりますが、私は専業主夫の夫をおススメしております。

それぞれのメリットデメリットがみなさんの参考になればうれしいです。

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