9か月目、34週目の千船病院に妊婦健診行ってきました。
前回、逆子がなおっていたため当初の予定通りに無痛分娩をすべく、今回は無痛分娩のための麻酔科を受診してからの産科受診でした。
無痛分娩外来・麻酔科
麻酔科へ行くまでにいつもの尿検査を行い、麻酔科の診察待ち。
麻酔科の問診票で「いままでに麻酔で気分が悪くなったりしたことはありますか?」などの質問に答える紙がありました。
2枚目には以前「見ておいてね!」と言われていた無痛分娩の動画についての理解度チェックシートがありました。
これで間違っていたら怒られるとかそういうのではなさそうですが、これで間違っているところがあれば受診時に先生がその点を重点的に教えてくれます。
ちなみに私は
・無痛分娩をすると吸引で赤ちゃんを出す確率が上がる。
・麻酔の管は入れ替える(刺し替える)ことがある。
の2項目について間違ってました。
問診票を書くと麻酔科の前でしばし待ち、診察室に呼ばれます。
私の時は若い女性の先生でした。
紙を見ながら麻酔についての説明、無痛分娩を実際に行う時の流れ、実際に自分の背中を見せて背骨が曲がっていないかチェックしてもらいながら「このあたりに注射針刺しますよ」などの説明がありました。
千船病院の無痛分娩では計画無痛分娩ではないので、陣痛が始まっていよいよ痛くなってきて「しんどい、無理!」となってから無痛分娩の麻酔を行うそうです。
なので、痛みは人それぞれで「●●cm子宮口が開いたら…」という基準ではないそうな。
家で陣痛の感覚が短くなってきて「歩こうとすると痛い、止まっている方が楽!」というぐらいになってから病院へ電話するぐらいでOKだそうです。
無痛分娩の麻酔を入れると食事ができなくなり、飲み物やシャーベット的なアイスキャンデーしか食べられなくなるそうです。早くに病院行って麻酔入れちゃうとご飯食べられなくてお腹すきますね。
また、足も正座後のじーんとしびれた感じになってしまうのでトイレも行けず、カテーテルで排尿するようになるそうな。結構大変。
また、下半身の感覚なくなったりしたら麻酔効きすぎなので調整が必要。
麻酔が効きすぎると赤ちゃんが出てこなくなって苦しい思いをするそうなのでほどほどにちゃんとお腹が張っていて足の間に異物詰まっているような感覚が残っている状態が良いそうです。
また、全然知らなかったのですが、DHAのサプリは血が無痛分娩の注射の時に血栓になるので出産の1週間、10日前からやめるようにとの指示でした。
私が無痛分娩の外来を受けたのが1か月ちょっと前なので「これからはいつ陣痛始まってしまってもおかしくないのでもうDHAのサプリ飲むのやめましょうね」という指導を受けました。
ちゃんとサプリについても自分の飲んでいるサプリを報告して確認しておかないといけませんね。
妊娠時にサプリ飲んでる方はお気をつけください。ちなみに葉酸やマルチビタミンなどはOKだそうです。
また、無痛分娩の事故についての説明もありました。
麻酔の針を刺す時に神経にまで行ってしまう、変なところに麻酔の薬が行ってしまうことがあるなど。
母体をモニタリングしながら麻酔投入してくれるそうですが、
・麻酔針を入れたときにビリっとしびれたり、変な違和感を感じる。
・麻酔が効きすぎている。
など何かおかしいと感じたらすぐに報告することが大事だそうです。
事故を防ぐためにも無痛分娩を受ける前に今一度直前にインターネットで復習が必要だなと感じました。
無痛分娩外来は昼の14時半の予約でしたが待ち時間含めて40分ぐらいかかりました。
産科
産科ではいつも通り血圧、体重測定、エコーの順に行いました。
エコーでは無事頭を下にした状態になっていました。
下の方で胎動を感じる時が頻繁にあったので、また逆子になってたらどうしようかと思ってヒヤヒヤしていましたがエコー見て安心しました。
しかし、今回はちょうど顔が見えない位置にいて顔は見えず!
「太ももの骨の長さ測りますねー」で私の胸のすぐ下あたりをエコーでぐりぐりされて、もうこんなところまで大きくなってきてるんだなーと思いびっくり。そりゃあしゃがんだら食べたもの吐きそうにもなるよ…。
エコーの次は助産師さんからお呼び出し。
バースプランの確認されたので、以前作ったバースプラン渡しました。
「産後は体力回復したいので母子別室希望」
と記載したのですが、
「出血が多いとか体調がすぐれないなどの理由があれば母子別室でもいいけれど、帰宅してからの子育ての練習しておいた方がいいから同室の方がいいですよ」とやんわり注意される。
あれ?以前他の助産師さんと話したときは母子別室で快く預かってくれるって話だったような…。
助産師さんによるのかもしれない…。
また、「退院後すぐに職場復帰するので、初乳をあげてすぐにやめて完全ミルクにする。赤ちゃんに哺乳瓶に慣れていてほしい。」との記載をしましたが、これに対しても
助産師「母乳やめるなら薬で母乳止める方法もあるけど、いつから職場復帰するの?」
私「退院したらすぐに職場復帰して仕事始めようと思ってます」
助産師「ええっ!?出産後って股関節もガタガタで歩くのもガクガクしてしんどいぐらいですよ!」
私「ええええ…」
助産師「すぐに職場復帰は難しいと思いますよー」
雰囲気的に
お産なめんな!
が滲み出てましたね、はい、すんません。
回復力には個人差あるだろうし、実際にどんなもんか体験してみないとわからないのが正直なところですが、とりあえず会社の印鑑など絶対にやらないといけない業務は信用できる役員に任せて私が完全に休んでしまっても大丈夫なようにしておこうと思いました。
また、千船病院では入院時の持ち物について、赤ちゃんの服や肌着は入院中は病院のものを使うので必要ないそうな。
また、母乳パッドや産褥シートなども病院にあるので自分で持っていく必要はないらしいです。
千船病院の出産入院時の必要な持ち物(公式)
■用意すべきもの
・パジャマ 2~3枚(1枚は前開きのもの)
・ワイヤーなしのブラジャー
・産褥ショーツ(マタニティーショーツ)
・バスタオル 2~3枚
・タオル 2~3枚
・スリッパ
・洗面用具(歯ブラシ、化粧水など)
・お箸、スプーンマグカップ、フォーク
・ティッシュペーパー
・マスク(入院時から着用が必要)
・ボールペン
・時計
・洗剤(病院で洗濯される場合)
・イヤホン(テレビ鑑賞時必要)
・赤ちゃんの退院時のお洋服
・夜用ナプキン1袋程度
※TVと冷蔵庫は有料で使用できますが、冷凍庫は ありません。
■お産セット ※入院時に渡してくれます。
・分娩着
・お産ナプキン(Lサイズ2袋・Mサイズ1袋)
・T字帯
・出産直後パッド
・リペアニプル(乳頭ケアクリーム)
・おしりふき(2個)
・臍箱
・赤ちゃんの帽子
・シャンプー・コンディショナー・ボディソープ (アロマエッセ)
・洗顔料(ビオレ)
■貸出してもらえるもの
円座
授乳クッション
シャワーのいす(個室の方)
搾乳機
授乳時の保護器
コロナの中でのお産
コロナもだいぶ減ってきましたが(2021/12/14現在)、あいかわらず立ち合い出産、入院中の面会などはNGらしいです。
他の産院では許可下りてるところもあるみたいですが、逆にここまできっちりやってくれていると安心感あるかもですね。
この日のまとめとしては
・助産師さんによって言うことや方針が違う。
・無痛分娩ちょっと怖いので違和感あったらすぐに連絡しよう。
・お産なめんな
以上3点ですね。
お腹の中のちびっこは元気そうで安心しました。
あ、それと
「年末年始は診察どうするんですか?年末ぐらいからは週1ぐらいのペースで診察予定じゃないんですか?」
と先生に聞いたら
「経過順調だったら週1じゃなくて大丈夫なので年末年始は診察なくて大丈夫ですよ」
ですって。
そんなもんなんですねー。
とりあえず年末年始は外していつもの2週間に1回のペースの診察になりそうです。ゆるーい。
以下では千船病院での無痛分娩出産するための出産・妊婦健診・病院の部屋や施設・食事・産後健診・赤ちゃんの1か月後健診などのレポのリンクをまとめています。
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